Sony RX100シリーズの大型グリップで持ちやすさが大幅改善

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ソニーの1型センサーコンパクトデジカメ DSC-RX100シリーズ(RX100m1~m7)の持ちやすさを大きく改善する大型グリップをご紹介します。

3行まとめ
  • RX100シリーズはグリップが弱点
  • 純正グリップはグリップ感が薄い
  • 3Dプリンタで大型グリップを作った

RX100シリーズはグリップが弱点

RX100M6をサブカメラとして常にカバンに入れて持ち歩いていますが中々いい感じです。小さくて軽いので持ち運びが楽ですし、もちろんサイズを考えると画質もかなり頑張っています。

大活躍中のRX100M6ですが、やはり気になるのはカメラ自体の持ちにくさ。購入と同時にSony純正グリップ(AG-R2)を貼ったもののコンパクトすぎて少し頼りない感じ。またAmazonで売っている互換グリップは100グラム近くあったり、三脚穴やバッテリーの蓋が潰れたり、妙にゴツくなったりと、正直イマイチなんですよね。

ミラーレス並みとまではいかないまでも、ちゃんと握れて軽くて機能を犠牲にしないRX100シリーズ用グリップが欲しい。でもどこにも売っていない。ということで、3Dプリンターで自作することにしました。

大型グリップの特徴

エルゴノミクスデザイン・男女兼用

これは本当に苦労しました。うちは夫婦でカメラを使うので、二人が自然に握れるまでコンマミリ単位で調整しつつ何十個も試作品を作りました。

強くて軽い

内部をハニカム構造にすることで軽さ(7g)と強さ(大人が踏んでも壊れない)を両立しました。

コンパクトさを犠牲にしない

グリップを大きくすればそれだけ安定性は増しますが、コンパクトデジカメとしての利点を潰すことになります。実際にα6000サイズのグリップも試作してみたものの、最終的にカメラの幅・高さ・奥行きの中にグリップを収める形に落ち着きました。

大型グリップを使ってみて

  • 圧倒的に安定感が増した。片手でも撮影可能。
  • 手振れ写真が減った。
  • 「つまむ」から「握る」になったことで、カメラが軽く感じる。
  • 裸や純正グリップに比べると少し野暮ったいかも。

結果的には「大満足」です。見た目は好みが分かれるところですが、個人的にはそこまで悪くないと思います。むしろメリットが大きすぎてこれ無しはもう考えられません。本当はSonyから小型/標準/大型の純正グリップが販売されて、ユーザーが選択できるようになれば一番なんですけどね。

Amazonに出品しましたのでよろしければどうぞ。

純正グリップなどとの比較

Sony AG-R2
CG-RX100
No1accessory
haoge
グリップ感☆☆☆☆☆☆☆☆
見た目☆☆☆☆☆☆☆
軽さ☆☆☆ 5g☆☆☆ 7g☆ 100g☆ 80g
価格1500円2000円2600円8000円

コメント

  1. maxheadroom より:

    本日購入させていただきまして、RX100に装着しました。
    本当に軽量で、週末に外に持ち出したいと思います。
    3Dプリンタで作成されたのですね。
    作成に拘られているので、ほんと買って良かったです。
    以前は他社製のを使っていましたが、バッテリーの交換時に
    グリップを外す必要があり、面倒に感じていたので、
    まさに求めていた製品でした。
    LUMIX DMC-GX7MK2も使っているのですが、市場にピッタリな
    グリップがなくて悩んでいるんですが、ご相談可能なのでしょうか?

    • chorozuya より:

      maxheadroom様

      コメントありがとうございます。ちょろずや管理人です。
      返信が遅くなり申し訳ありません。

      RX100のグリップについて気に入っていただけたようでなりよりです。
      作成に苦労したものほどmaxheadroom様のようなコメントを頂けますと嬉しく励みになります。

      DMC-GX7MK2もいいカメラですよね。LUMIXは過去いくつか所有したことがありますが、空間認識AFは下手な位相差AFよりも軽快で精度が良かった記憶があります。
      さてご相談のDMC-GX7MK2のグリップについて、以下の理由から対応は難しいです。
      ・実機を持っていないこと
      ・満足のいくグリップの開発にはそれなりの日数・工数がかかり、maxheadroom様だけの完全オーダーとなるとあり得ない金額になること
      ・ミラーレスは重いレンズを付けることもあるので両面テープでの装着はリスクがあること、超強力両面テープにより本体グリップの素材を痛めてしまう可能性があること
      となります。

      申し訳ありませんが、ご理解いただければと思います。

      • maxheadroom より:

        ご検討いただきまして、ありがとうございました。
        需給バランスと、安全対策ですね。
        これからも良き製品展開を応援いたしております。
        ではでは。

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